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プロはどこをチェックする?10年後、自宅をできるだけ高く売るためのメンテナンスポイント

2015/09/24

プロはどこをチェックする?10年後、自宅をできるだけ高く売るためのメンテナンスポイント

ついに手に入れた念願のマイホーム! 自宅は住まいでもあり、大切な資産でもあります。
たとえば、10年後に家を手放すことになったとき、なるべく高く売るにはどうすればいいのでしょうか? 日頃から気をつけるべき、おうちのメンテナンスポイントについて、不動産コンサルタントの三橋秀行さんに伺いました。

日々の生活で気をつけるべきポイント

日本の不動産市場においては、建物も設備もより新しい「新築」のニーズがもっとも高いのが現状です。それに対して、築年数が上がるとともに物件価格が下落するのは避けられません。

建物の基本的な耐用年数の目安としては、「屋根」や「外壁」は約10年、キッチン、バス、トイレなどの「水周り」は約20年ということを覚えておきましょう。とくに水回りを中心に「防水」についておさえておくことは、建物が傷むさまざまな要因からおうちを守るポイントとなります。

では、具体的にはどこに気を付ければいいのでしょう? 不動産のプロである三橋さんは、気をつけるべき基本的な箇所として、「排水管」「フローリング」「壁紙」を挙げています。この3箇所の、お手入れ方法や注意点をご紹介します。

排水管を詰まらせないように使う

物件の査定をするとき、不動産のプロは、まず排水管をチェックするそうです。排水管が詰まると、水漏れの原因となり、カビの発生や床下などを傷める要因になるケースが圧倒的に多いからです。そうならないためには、排水管にはゴミを流さないことが大切です。排水口にゴミ取りネットなどを使用し、こまめに取り除くようにするのがベスト。また、キッチンなどで熱湯をそのまま流すと排水管が傷む原因となります。熱湯は冷水と一緒に流すようにしましょう。

マンションでは、定期メンテナンスのひとつとして、排水管の高圧洗浄を実施しているところもあるそうです。戸建ての場合は、持ち主自身でメンテナンスしなければならないので、排水管の詰まりや嫌な臭いがしないか、お掃除の際に合わせて確認するようにしましょう。日頃からチェックすることで、大事になる前に手を打てそうですね。

フローリングには傷や穴をつけないようにする

長年生活しているなかで、モノを落としたり家具を動かしたりと、どうしても傷みやすいのが木製の床「フローリング」。軽い汚れは日々のお手入れでクリアにできますが、一度ついてしまったキズや陥没は元に戻りません。床は、広範囲のため目につきやすく、とくに貼り替えコストが多くかかることもあって、不動産査定でチェックされるポイントのひとつだそうです。

キッチンまわりなどの汚れがつきやすいところを中心に、汚れたら時間を置かずにすぐに拭きとることを心がけましょう。また、定期的にワックスをかけて表面をコートし、なるべくキズやシミがつかないようにするのもオススメです。(材質によってメンテナンス方法が異なる場合がございます。)

また、タンスや本棚などの重たい家具を置くと、フローリングが沈んで跡が残ってしまいます。下に板などを敷いて、少しでも荷重を分散させましょう。フローリングに絶対キズをつけたくない人や、将来的に物件を売却することが決定している場合は、はじめからフローリング保護マットやコルクマットを敷いてしまうのもひとつの手です。

壁紙にクギはNG、画びょうはOK?

広範囲で目につく部分として、壁紙のきれいさも査定するときのチェック項目。フローリングほどではないにせよ、貼り替えコストがかかることが理由です。日々のお手入れは、水で薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませ、汚れを落とし、洗剤が残らないように乾拭きしましょう。(壁紙の素材によって、お手入れ方法が異なる場合があるため、ご注意ください。)

壁紙は、日焼けなどで経年劣化してしまうため、最終的には貼り替えるケースがほとんどだそう。それを踏まえたうえで注意すべきは、壁にクギなどで穴をあけてしまうこと。壁紙だけではなく、下地にも穴があくため、貼り替えの際に穴をふさぐ手間がかかります。そのために修繕費が多くかかってしまうこともあるようです。ただし、カレンダーやポストカードなどを飾るときに使う、画びょう程度ならあまり問題にはならないそうです。

いかがでしたか?売却予定がなくても、家を長持ちさせるヒントになりそうですね。不動産価値をできるだけキープするためにも、日々のメンテナンスが大切ですね。

写真:Thinkstock / Getty Images

参考:自分でできる!わが家の「カンタン・耐震チェック」

取材協力:三橋秀行
不動産コンサルタント。大学卒業後、戸建不動産販売、投資用マンションのコンサルティング、アパート・マンション賃貸管理などを手がける。

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