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【リオ五輪で注目】湯船なし?シャワーは1日3回以上?ブラジルのお風呂事情

2016/08/04

【リオ五輪で注目】湯船なし?シャワーは1日3回以上?ブラジルのお風呂事情

いよいよ8月5日に開幕する「ブラジル・リオデジャネイロ五輪」。
ブラジルといえば日本のちょうど真裏に位置し、飛行機での移動時間は片道だけでも24時間以上!日本からもっとも遠く離れた国であるブラジルは、日本人の知らないことがたくさんあります。

そこで今回、ブラジルの「お風呂事情」に注目。ブラジルでプロサッカー選手としての経験を持つ須藤右介さんに、ブラジルのお風呂事情について聞きました。

ブラジルへの憧れのきっかけは「KING KAZU」

Jリーグでは名古屋グランパス、横浜FCでプレーをし、松本山雅FC に所属したJFL時代には、チームのキャプテンとしてJ2昇格に貢献した須藤さん。小さい頃から“KING KAZU”こと三浦知良選手に憧れていたこともあり、日本でプレーを続けながらも、いつかブラジルでサッカーをしたい気持ちがあったといいます。

「松本山雅FCにいたとき、最後の年はあまり試合に出られない状況でした。僕はそのとき26歳だったのですが、選手としては海外へ行くギリギリの年齢です。それで自分の置かれた状況をポジティブにとらえ、日本のチームを退団してブラジルで挑戦することにしました」

念願が叶って、ブラジルのサッカーチームへの移籍が実現!

須藤さんが所属したのはブラジル北部にあるペルナンブーコ州の「サルゲイロAC」。ペルナンブーコ州の州都レシフェは、2012年のブラジルW杯で日本代表がコートジボワールと対戦した街。しかし、サルゲイロACの本拠地は、そのレシフェからさらにバスで7時間ほど離れた小さな町でした。

そんなブラジルの小さな町で須藤さんが体験した、ブラジルの「お風呂事情」とは…!?

驚きだらけの「ブラジルのお風呂事情」

当時はチームのクラブハウスや、ブラジルで知り合った友人の家に宿泊していたという須藤さん。「ブラジルの一般的なシャワールームは、壁からL字型のパイプが突き出ていて、その先にシャワーヘッドが付いただけのすごく簡易的なもの。日本のようにホース状になっていないから、自分の体をクネクネ動かしながらシャワーを浴びていました。」

また須藤さんによると、多くのブラジルの家庭では“水シャワー”を浴びているのだとか。 「ペルナンブーコのあるブラジル北部は、年間を通じた平均最高気温が約30℃と、気温が高い地域。比較的涼しい気候の南部でも水のシャワーが一般的のようです。シャワーにお湯を使う家庭では、シャワーヘッドに取り付けて電気につなげ、水温を調整できる“電気シャワー”のような装置を使っています。時々配線が誤っていて漏電することもあり、蛇口のノブを触った瞬間に『ビリビリ!』なんて経験もしました。」

ブラジルでは、どんな時でもシャワーは欠かさない?!

さらにブラジルでは、湯船に入る習慣がない代わりに、シャワーに入る回数が多く、朝・昼・夜以外にも、外に出かける前には必ずシャワーを浴びる習慣があるのだとか。「サッカー選手はお洒落に気を使う人が多いからか、練習後だけでなく、用事があるたびにシャワーを浴びていましたね。」

夜、湯船に浸かりながら1日の疲れを癒す日本人と、シャワーを1日に何度も浴びるブラジル人。お互い地球の真裏に住むだけあって、環境や風土の違いによりお風呂対する考え方は全く異なるようです。

ブラジルは最高!でも、やっぱり日本の湯船は忘れられない

今年からは、名古屋グランパス在籍時からの盟友・本田圭佑選手が立ち上げたサッカークラブ「ソルティーロFC」ユースの監督として新たな“サッカー人生”を歩み始めた須藤さん。「ブラジルの生活は、自分のおおらかな性格にも合っていた」と語る彼も、監督としてのキャリアをスタートする際、引っ越し先の“バスルーム”には特にこだわったとか。

「メンタリティや文化も含めて、ブラジルと自分との相性は抜群に良かったと思います。だから、向こうに住んでいる間は湯船のない生活に完全に慣れ切っていました。でも不思議なもので、日本に帰国してみると『やっぱ日本のお風呂サイコー!』ってなるんですよね。帰国した当初は、ずっと湯船に浸かっていたくらい(笑)。」

ブラジルが大好きで、またいつかブラジルで暮らしたいという須藤さんも、お風呂で日本に勝る国はないと断言。「そもそも、ブラジルにはお風呂で疲れをとるという文化がないのかも」というように、心身共にリラックスできる日本のお風呂は世界に誇れる文化なのかもしれませんね。

参考/シャワーを手早く浴びたい方にも、バスタブでのんびり寛ぎたい方にもおすすめのバスルーム

取材協力:須藤右介
1986年生まれ。2005年に名古屋グランパスに入団。08年に横浜FCに移籍し、10年には当時JFLに所属していた松本山雅に加入。11年シーズンはキャプテンとして30試合に出場し、J2昇格に貢献する。退団後の13年には、単身ブラジルへ渡り「サルゲイロAC」に入団。現役を退いた現在は、名古屋時代の同期でもある本田圭佑が立ち上げた「ソルティーロFC」のユース監督に就任し、「世界で通用する選手の育成」を理念に指導者としての人材育成に励む。http://soltilo-fc.jimdo.com/

写真:Thinkstock / Getty Images

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