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誰とどう住む?二世帯住宅・多世帯住宅で考えておくこと

2014/11/10

誰とどう住む?二世帯住宅・多世帯住宅で考えておくこと

近年、長寿命化や共働き世帯の増加、晩婚化などを背景に、二世帯住宅や、あるいは2.5世帯住宅など多世帯住宅を選ぶご家庭が増えています。また、相続税の改正により大幅な増税が決まるなか、二世帯住宅は節税の特例を受けられるということで、以前にも増して注目されています。異なる世代がお互い心地よく住まうためには、それぞれのご家庭ごとの暮らし方に合わせた住まいづくりを行う必要があります。

「共有部分」と「専有部分」を考える

多世帯住宅で問題になるのが、世代ごとに異なる「生活リズム」です。高齢になり仕事も引退した親世帯は、一般的に就寝時間が早くなる傾向にありますが、現役で働く子世帯は夜遅く帰宅することもあるでしょう。

反対に、多世帯住宅ならではのメリットは、「過ごす時間を共有できること」です。一緒に食卓を囲んだり団らんを楽しんだりできるだけでなく、例えば子世帯が共働きで忙しい場合、親世帯が家事を負担する、お孫さんの子育てを親世帯も協力しておこなう、ということができます。急な病気のときなどに、支えあえる安心感もあります。

多世帯住宅では、何を共有して何を独立させるのか、つまり生活空間の「共有部分」と「専有部分」について考える必要があります。

たとえば、寝室や個人の部屋を「専有部分」、その他全てを多世帯で共有する「共有部分」とする方法。自然に交流がうまれ、家事や育児の協力もしやすくなります。一方で、生活時間が異なることから、お互いに気をつかいあうことが大切になります。

適度なプライバシーが欲しい場合には、玄関やキッチン、バス・トイレなども各世帯で「専有部分」とし、団らんの空間のみを「共有部分」とする方法もあります。お互いの生活リズムで気をつかいすぎることなく暮らせますが、「専有部分」が増えるほどリフォーム費用もかさむため、バランスが大切です。

事前の話し合いで“理想の暮らし方”を見つける

多世帯住宅のポイントは、この共有部分と専有部分の割合をどう決めるかがポイントです。

共有部分と専有部分の適切な割合は、ご家庭ごとに異なり、それはお互いの“理想の暮らし方”から決まります。リフォームを行う前に、共に暮らす親子間でお互いにホンネを出し尽くしておくことで見えてきます。

既成概念にとらわれず、それぞれの生活リズムと、何を共有したいのか、どのような暮らし方をしたいのか話す機会を持ちましょう。例えば、週末は共に食事をとる、両世帯寛げる和室を設ける、読書を一緒に楽しめる空間を作る、ガーデニングは一緒に楽しめるよう庭を共有するなど、まずはざっくばらんに話し合えるといいですね。

お互いに直接言いにくいことがある場合は、第三者に「ファシリテーター(促進する役割の人)」として入ってもらい、親子それぞれに必要な質問をして、意見を集約してもらうと良いでしょう。せっかく一緒に暮らすのですから、親世帯、子世帯双方が、相手にとって負担にならず、より心地よく楽しく生活できる住まいを目指したいですね。

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